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食物繊維は大腸の栄養素

「食物繊維」は、「人の消化酵素では消化されにくい食品の成分」と定義付けされています。

 

そのため従来は消化されない、役に立たないものと思われてきましたが、

 

実は、様々な有用性がある事が明らかになって来ました。

 

 

食物繊維は、主に不溶性食物繊維、水溶性食物繊維の2種類に分類されています。

 

 

【不溶性食物繊維】

便のかさを増したり、大腸の壁を直接刺激し、腸の働きを活発にする働きがあります。

 

多く含む食品としては、玄米・キャベツ・レタス・ごぼう・切干大根・小豆・大豆・こんにゃく・ナッツ・エリンギなどがあります。

 

 

【水溶性食物繊維】

ゲル状の物質なので、満腹感を与え食べ過ぎを抑えます。さらに栄養素の吸収をゆっくりさせるため血糖値やコレステロール値の上昇を抑える働きがあります。

 

多く含む食品としては、大麦・オーツ麦・昆布・わかめ・ひじき・寒天・もずく・里芋・らっきょうなどがあります。

 

 

日本人は、一日に平均15gの食物繊維を摂取しているとされますが、

 

そのうち12gは不溶性食物繊維で、そのほとんどがセルロースであると推定されています。

 

人の消化酵素では消化されない食物繊維(セルロース)ですが、大腸内の腸内細菌により発酵分解され有用な成分が生成されることが分かって来ました。

 

セルロースは、大腸内の腸内細菌により発酵分解されて、短鎖脂肪酸や、メタン、二酸化炭素、水素などに分解されます。粉末状の方が吸収率が上がるとされています。

 

短鎖脂肪酸は、主に3種類に分けられ、大腸から吸収されます。

 

 

◎酢酸・・・宿主(人間)の栄養素となる

 

◎プロピオン酸・・・肝臓で利用される

 

◎酪酸・・・直接大腸のエネルギー源となる

 

 

時間が経ってからエネルギー源となるので、身体の持久力に貢献します。

 

 

さらに副産物である水素ガスは、抗酸化作用があり、活性酸素を減らす効果があります。

 

水素ガスは、昨今有効性が注目されており吸引療法などがありますが、食物繊維を多くとることによっても体内で水素を発生・吸収することが出来ます。

 

 

大腸は、食物繊維あっての器官であり、食物繊維の不足は大腸にとって死活問題となります。

 

 

大腸を元気にするために、食物繊維を積極的に摂ることが必要です。

 

しかし、精白米や加工食品が多い現代の食生活では、摂取量は足りていません。

 

目安としては、成人男性で19g/日以上、成人女性で17g/日以上であるとされていますが、現状では平均して15gしか摂取出来ていません。

 

食物繊維は、全粒穀物、野菜、海藻、豆などに多く含まれています。

 

快便のため、そして大腸に欠かせない栄養成分として今まで以上に「食物繊維」を意識して多く摂ることをお勧めします。

 

 

参考資料:

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

腸図解 面白いほど分かる腸の新常識 宝島社

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