【パン食に潜む危険!!!】
日本人の「米」離れが、どんどん進んでいます。
現在2021年のお米の購入金額は、2000年に比べて約6割に落ち込み、2010年には、パンの購入額が米を上回り、
購入額ベースでは、今や日本人の主食は「米」に代わり、「パン」にその座を明け渡してしまっています。
研いで炊くという手間がかかる「米」に比べて「パン」はそのまま食べられる手軽さが受けているのでしょう。スーパーやコンビニでも多種多様なパンが売られていますが、
主食にするには、「パン」にはあまりにも多くの危険が潜んでいます!!!
◎脂質が多い!
パン作りをしたことがある人は知っていると思いますが、パン作りには、油脂が必須です。
油脂が含まれているという時点で、常食する場合はカロリー過多に気をつけなければいけません。
伝統的なパン作りには主にバターを用いますが、高価なバターの代用として、
市販の大量生産されたパンには、
・マーガリン
・ショートニング
・ファットスプレッド
が多用されています。これらの油脂にはトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸とは、「水素添加」という加工技術を用いて液体状の油から半固形~固形の油を作る時に発生します。
心臓や神経、脳の疾患、糖尿病、がん、認知症などと関連が指摘されている物質で、細胞膜に入り込み、細胞の働きを狂わせてしまいます。
米国では2018年に使用禁止となりました。しかし日本では、国レベルの規制がなく、表示義務もありません。
◎添加物が多い!
袋入りのパンの表示を見てみると、そこにはたくさんの添加物の表示が並んでいます。
乳化剤、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、㏗調整剤、保存料、着色料、etc.
日本は、1500種類の添加物が認可されている世界一の添加物大国です。市販されているほとんどのパンにも、たくさんの添加物が入っています。
パン屋さんのパンには表示義務がありませんが、特にこだわりのあるお店でない限りは、これらの添加物が多少なりとも入っていることを覚悟すべきでしょう。
添加物はいうまでもなく、発がん性、心疾患、脳疾患など様々な病気の原因物質です。
出来るだけ摂らないに越したことはありません。
◎グルテンが含まれている
パンの主原料は小麦粉ですが、その中でもパン作りには強力粉というグルテン含有量の多い粉が使われます。
小麦粉を水でこねると、小麦粉に含まれる2つのタンパク質「グリアジン」と「グルテニン」が結合して「グルテン」が出来ます。
この「グルテン」が、パンのもっちり感を生み出しているのですが、この「グルテン」が腸で悪さをします。
グルテンが分解されると、「ゾヌリン」という物質が生成され、それが腸の細胞にすき間を広げる信号を出します。
すき間が出来ると栄養素を吸収しやすくなる利点がありますが、
常時開きっぱなしになると、未消化の栄養・毒素・細菌などが体内に無防備に入ってくる状態になります。
この状態を「腸もれ」(リーキーガット症候群)といい、血液の汚れにつながります。
血液が汚れると体内の各所で炎症が起こり、慢性疲労、肩こり、関節炎、アレルギーなど様々な問題を引き起こします。
◎輸入小麦に含まれるグリホサート
グリホサートとは、アメリカで開発された農薬(除草剤)「ラウンドアップ」に含まれている成分です。
収穫前の小麦に「ラウンドアップ」を散布することで、小麦を人工的に枯らして、収穫の手間を大きく減らす方法が取られています。
グリホサートは、発がん性が指摘されており、アメリカでは訴訟が起き、世界ではその使用を禁止する方向に動いています。
ところが日本はどうかというと、反対に基準値を30倍(5ppm→30ppm)に引き上げられたのです!!
近年の調査結果ではアメリカ産小麦の97%、カナダ産小麦の100%からグリホサートが検出されました。
つまり、海外では「自国では売れない農薬まみれの小麦を日本でなら売れるから輸出しよう」という流れになっている、ということです。
ちなみに国産小麦にはグリホサートは含まれていませんが、小麦は輸入に頼っており国産小麦は希少です。
パン食には、このように数多くの危険があります!!!
今こそ、やはり日本人伝統の主食「米」に戻ることが賢明ではないでしょうか。
参考文献・サイト:
週刊現代(5月22日・29日合併号)
トランス脂肪酸の危険性&多く含む食品ランキングと対策まとめ (hapiee.com)
輸入の小麦が危険?世界が禁止するグリホサートを日本だけが受け入れている実態とは | 神楽坂女子倶楽部|「遊び」×「学び」×「自分磨き」 (kagujyo.info)